世の中にはSNSなどのコミュニケーションツールが色々とありますが、そうした直接的な繋がりではなく、大切な人とゆるく繋がる感覚ってあると思うんです。

例えば実家の部屋にいるときに、母親が台所で洗い物をしている音が聞こえてきて、そこに母親がいることを分かる。
直接的なやりとりではないけれど、相手の存在を感じることで安心できる。

こうしたゆるい繋がり方を離れた場所でもできないか？この想いが開発のきっかけです。

製造へのこだわり

製造を業者に依頼することもできますが、あえて自分たちの手で作ることで、「てあと＝手の形の残る商品」に。私たちは、革の財布のように長く使えて、人の手で修繕できる製品づくりを目指しています。そのために作り方は知っておきたい。すごく非効率ではありますが、企画から販売まで自分の手でやってみたかったんです。自宅での制作なので品質管理もばっちりです。